沓掛温泉「満山荘」と、国宝「大法寺」観光の記録
沓掛温泉 満山荘 (くつかけおんせん まんざんそう)
【温泉の特徴】
✓源泉温度が約35度、38度とぬるめなのでじっくり楽しむことが出来る
✓ロビーにはいろいろな形の椅子が置いてあるので、好きな椅子を探すのが楽しい
✓女将さんの作る創作料理。どんなメニューが出てくるかお楽しみ
✓チェックイン~夕食前まで生ビール飲み放題!(2023.11時点で無期限延長中)
【こんな方におすすめ】
✓ぬるい温泉が好きな方
✓夕食に「よくある旅館の和食」ではない創作料理を食べたい方
【温泉情報】
この会の会員宿
∟日本秘湯を守る会
泉質
∟アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
利用形態
∟源泉かけ流し
営業期間
∟通年営業
標準宿泊料金
∟16,500円~
チェックイン/チェックアウト
∟14:00/11:00
駐車場、送迎の有無
∟駐車場有、送迎は応相談
【沓掛温泉 満山荘へ】
ロビーにはさまざまな椅子
ロビーにはいろいろな形、かたさの椅子が置いてあり、お気に入りを探すのも楽しい。窓の外には、刈り終わった田んぼの風景が広がっていました。東北出身者としては、景色だけ見ると9~10月?って感じだけど、年末だった。雪がないだけでこんなに感覚が変わるのか・・・
好きな椅子に座り、そば茶とクッキーをいただきながらチェックイン
囲炉裏にもそば茶があり、追加で飲むことも出来ます。
外は寒かったけど、そば茶の温かさで生き返る♨
お部屋のお布団は初めから敷いてあるタイプ
チェックインが済んだら、お部屋に。
お部屋は和室。すでにお布団が敷いてあるタイプらしい。
窓際にはソファーが置いてあって、こちらからも外の風景を楽しむことが出来ます。
アメニティのフェイスタオルはふかふか
満山荘さんのフェイスタオルは、厚みがあってふんわり柔らかい
家にある温泉宿タオルコレクションの中でもお気に入りの一枚!
他にも歯ブラシ、足袋など一式揃っている。
お酒好きには嬉しい!生ビール飲み放題
今回の楽しみのひとつ。それは生ビール飲み放題企画!!
専用のお部屋があり、生ビール以外にも、ワイン(白、赤)、日本酒、コーヒーなどのソフトドリンクなど、ビール以外も飲み放題でした。(2023.11時点で無期限延長しています。)
ただ、伺ったのは12月。ドリンクが置いてある部屋は常に暖房が付いているわけではなかったので、とても寒かったです。自由に暖房をつけることが出来ましたが、寒さが苦手な方はお部屋に持ち運んで楽しむのがおすすめ。
飲み放題の時間はチェックイン~18:00(夕食前)までと限られているので、楽しみたい方は早めのチェックインをお勧めします。
※アルコール摂取後の入浴で脱水症状にならないように気を付けるべし!
ゆっくり浸かれるぬるめのお風呂
満山荘のお風呂はすべて男女別です。
✓「万葉の湯」大きな屋根のついた、半露天風呂。雨が降っていても安心。景色がよく、目の前に広がる田園風景を眺めることが出来ます。
✓「沓掛の湯」野天風呂。ほぼ外にある階段を下っていくお風呂なので、夜は少し怖いかも。
✓内湯 コンパクトなサイズの内風呂
私は外の空気を味わいながら入浴するのが好きなので、ほとんど「万葉の湯」に入っていました。ただ、温度は40度弱と少しぬるめなので、冬の時期は寒いかな。
年末ということもあってか、他のお客さんも多くみられましたが、広々としているため狭さや使いにくさは感じませんでした。
よくある和食料理ではない!?何が出てくるか楽しみな創作料理
食事はお食事処でいただきます。入り口横のテーブルの上にはお酒がずらり。種類が多いので、どれを飲もうか迷うほど。迷った際には、定員さんがおすすめを教えてくれます。
各部屋ごとに、テーブルに案内してもらいます。個室ではありませんが、仕切られているので他の方の顔は見えないように配慮されています。
旅館といえば和食のイメージがありましたが、満山荘ではおかみさん手作りの、食材を生かした創作料理をいただけます。
メニューも手書きで書かれています。
私が特に気に入ったのは、十六穀米スープと、チーズの茶わん蒸し(写真右側が十六穀米スープ)
お米をスープにするなんて初めて聞いたけど、おかゆっぽい感じもない美味しいスープ。
チーズ×茶わん蒸しも聞いたことなかったけど相性抜群。どちらも想像の上をいくおいしさでした。
他のメニューも食器や盛り付けなど、細かいところまで考えられていました。
朝食は同じ会場でビュッフェスタイルでいただきます。
サラダも一皿ずつ丁寧に盛り付けられていて、おかみさんの、料理に対するこだわりを感じました。
【満山荘に行ってみての振り返り】
お風呂以外にも、ロビーの椅子やそば茶、チェックイン後の飲み放題ドリンクなど、楽しみがたくさん詰まったお宿でした。
一番記憶に残ったのはおかみさん手作りの創作料理!!長い年月をかけて、たくさん学んで、考えて作られたメニューなんだろうな・・・と思うのと同時に、おかみさんの「料理に対する愛」と、「料理を楽しみに足を運ぶゲストに対する愛」を感じました。他の時期、違った食材でどんなメニューが作られるのかも気になる・・・
大法寺(だいほうじ)
帰りも送迎車で満山荘を後にしました。帰りがけ、近くにある国宝の「大法寺」に寄りたかったので、駅ではなく大法寺手前で降ろしていただきました。ありがとうございます。
徒歩で坂道を登り、大法寺。
拝観料300円を支払い、中に進みます。
国宝にも指定されている「三重塔」。思わず振り返ってしまう美しさから、「見返りの塔」とも呼ばれているそうです。
横の小道に入ると裏側にも回れるので、色々な方面から見ることが出来ます。
観音堂内には鎌倉時代末期の日本最古の鯱(しゃちほこ)が安置されています。明かりがついているわけではなく、中は薄暗いですが、天気が良く外が明るかったので外からでも見つけることが出来ました。
前日から1月3日までの16時~19時半で、竹灯りという、竹で作られた灯籠のようなものを見ることが出来たようですが、時間が合わず断念。
【大法寺アクセス】
長野県小県郡青木村当郷2052
【大法寺拝観料】
大人300円
障がい者手帳所有者200円
小中学生100円
特別拝観(日本最古の鯱、十一面観音菩薩、普賢菩薩)700円
御朱印300円
【大法寺営業時間】
4~10月 9時~17時
11月~3時 9時~16時