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国有形文化財に宿泊!?足元から温泉が湧く、【法師温泉 長寿館】

年末、法師温泉 長寿館(ほうしおんせん ちょうじゅかん)に行った時の記録

雪の中に構える木造の建物は、迫力がありつつも風情があって、とてもきれいだった

もくじ

法師温泉 長寿館(ほうしおんせん ちょうじゅかん)

【温泉の特徴】

✓足元に敷き詰められた「玉石」の間からお湯が湧き出ている

✓国登録有形文化財に指定された建物に宿泊することができる

【こんな方におすすめ】

✓カップル、家族で混浴を楽しみたい

✓広いお風呂でゆっくりしたい

✓囲炉裏を囲んで火を眺めたい

【温泉情報】

この会の会員宿

∟日本秘湯を守る会

∟登録有形文化財の宿

泉質

∟カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、単純温泉

利用形態

 ∟源泉かけ流し、給湯口源泉・浴槽循環(玉城乃湯のみ)

営業期間

∟通年

日帰り入浴の有無:可

∟時間:11:00~13:30

∟料金:大人1,500円、子供500円

標準宿泊価格

∟16,100円~35,900円

チェックイン/チェックアウト

∟15:00/10:30

駐車場、送迎の有無

∟駐車場:あり/30台/無料

∟送迎:なし(猿ヶ京温泉から法師温泉の区間で、町のバスが1日4本運行)

旅館の住所

∟〒379-1401

 群馬県利根郡みなかみ町永井650番地

【バスを乗り継ぎ法師温泉 長寿館へ】

🚅上越新幹線 東京駅ー上毛高原駅 約70分

🚌関越交通バス猿ヶ京行き 上毛高原ー猿ヶ京 約30分

🚌みなかみ町営バス法師行き 猿ヶ京ー法師 約15分

上毛高原駅では色んなキャラクターが出迎えてくれた。写真撮った時には気が付かなかったけど、右端に天狗みたいなのもいる!!

年末で雪も降っている時期だったので、外はとても寒い!!

猿ヶ京でのバスの乗り換えは時間が空きそうだったので、少し手前のバス停で降りて周辺を散策。

寒いからか、歩いている人はちらほら見かけるくらい。それも、みんな観光客っぽい。

バス停近くにある、「まんてん星の湯」近くでは「手湯」があったので、手だけ入浴♨

手が温かくなるだけで全身が温まる・・・

そんな感じで散策しながら歩いていくと、あっという間に猿ヶ京のバス停。

20人はいるだろうか、バスに乗りきるのか!?というくらいのバス待ちの列。バス待ちの小屋はあったけど、みんなが入れるわけもなく。ここで「寒い寒い」って考えてたらますます寒く感じるので、心を無にしてバスを待つ・・・

ようやく到着したバスに乗り込み法師温泉へ。お客さんは年配の方が多いのかなーって思っていたけど、20~30代の方もちらほら。秘湯にしてはめずらしい!それだけ有名なのか。

街中はうっすら雪景色って感じだったけど、法師温泉は真っ白雪景色!!さすが山の中。通るところはスタッフさんがきれいに雪かきしてくれていました。

お宿入り口に秘湯を守る会の提灯発見!!雪が吹雪いてるところもいいね

法師温泉にある「法師乃湯」は国鉄時代の「フルムーン夫婦グリーンパス」の宣伝ポスターに使われた舞台で、とっても有名らしい。

残念ながら、年代が違いすぎて分からなかったけど・・・

建物は、国指定文化財にも指定されていて、風情を感じさせる。玄関も立派!

フロントでチェックインを済ませてお部屋へ向かう。

廊下には色々展示がしてある

欄間かわいいいいいいいい!!!法師って書いてある!!

国指定有形文化財に宿泊

私たちが宿泊したのは、宿泊棟の別館。こちらも国指定有形文化財に指定されている。

部屋の窓からは、旅館の前を流れる法師川を眺められる。(写真は渡り廊下から見える法師川)

荷物を部屋に置いて、温泉に行く前に旅館周りを散策!!

お部屋には、「おすすめフォトスポットマップ」なんていうものがあったので・・・これは行くしかない!!

フル装備で周囲を散策

玄関には長靴、少し川沿いに歩いて行ったところにはスキーストックを用意してくれている。登山するときのポールみたいな感じで使うのかな

すべて使わせてもらって、できる限りのフル装備で法師川沿いを探検!!雪もさもさ

さすがに寒くなってきたので部屋に戻る。

入浴可能時間は要チェック!!作戦を立ててお風呂タイム

冬の寒さで冷えた体にはお風呂!!

法師温泉では3つのお風呂があるので、今回も私が気に入った順番で発表!!

1、法師乃湯 混浴 (20時~22時は女性専用)

まずは、お宿の名前も入っているこのお風呂

ここが、国鉄時代の「フルムーン夫婦グリーンパス」の宣伝ポスターに使われたお風呂らしい。

浴槽は長方形に4つに区切られていて、温度が微妙に違っている。

自分の好みの温度の浴槽を探して、仕切りの木に頭をもたれて天井を眺めると、異世界に来たような、ゆっくりとした時間の流れを感じる。

気持ちが良くてぼーっとしていると、隣にいる女性2人組が、「本当だ―お湯が出てるー」と。

足元には玉石が敷き詰められていて、手足を動かしてみると、その石と石の間からお湯が湧き出ている場所があった。知らないお姉さんたちありがとう!

この時間は女性専用時間だったのでゆっくり浸かることが出来たが、混浴時間は異性がいると入りにくいかも。

なぜかというと、脱衣所の扉を開けた瞬間、入浴中の方と目が合ってしまうくらい、お風呂場は開放的で広く、遮るものが何もない。湯あみ着や、バスタオルの使用は禁止されているので、異性の目が気になる女性は専用時間に入るべし!深夜から早朝にかけても入ることが出来るので、人の少ない時間帯に入浴するのもあり。

2、玉城乃湯 男女時間交代制 (女性15:00~20:00、男性20:00~7:00)

玉城乃湯には総檜造りの内湯と露天風呂があり、露天風呂からは天気のいい日には星空が見られます。カランもあって身体も洗いやすい。女性の入浴可能時間は20:00までなので、チェックイン後早めに入っておくのがおすすめです。

3、長寿乃湯 男女時間交代制(男性15:00~20:00、女性20:00~10:00、10:30~15:00)

長寿乃湯は他のお風呂と比べて小さいですが、足元からお湯が湧き出ていたり、カランがあって身体が洗いやすかったりと、法師温泉のお風呂がぎゅっとまとまった感じ。カランは玉城乃湯より少ないので、混んでいるときは大変かも。

私のベストルートは、チェックイン→玉城乃湯→夕食→法師乃湯→ちらっと長寿乃湯or朝に長寿乃湯だった!

夕食も朝食もほかほか料理

夕食は専用の部屋でいただく。長寿館ではお肉は上州牛、上州麦牛、赤城牛、野菜も町内、県内産の食材を中心に使われているらしい。

朝食には湯豆腐をいただいて、身体ほかほか

チェックアウト前には玄関横の囲炉裏で身体ほかほか

玄関横の囲炉裏では、暖をとりながらお茶をいただいてゆっくりできます。

フロント横のお土産コーナーには、様々な種類のお土産が。オリジナル商品もあるので記念になる。

また、私が伺ったときにはありませんでしたが、最近カフェもできたそうで、コーヒー、紅茶、ビールなどが飲めるようです。

昔のものも残しつつ、変化する長寿館。雪景色がきれいだったので、夏より冬に行って正解だなと思うお宿でした☺

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