会津東山温泉 向瀧(むかいたき)
【お宿、温泉の特徴】
✓国の登録有形文化財の建物に宿泊できる
✓四季折々の景色が楽しめる回遊式日本庭園
✓すべてのお風呂が源泉かけ流し100%
✓貸切家族風呂が3つある
【こんな方におすすめ】
✓源泉かけ流し100%のお風呂に入りたい方
✓露天風呂は必要ない!内風呂派の方
✓雪になじみのない地域の方(雪国育ちでも見とれる「雪見ろうそく」の美しさを見てほしい!)
【温泉情報】
泉質
∟ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉
日帰り入浴
∟不可
利用時の宿泊料金(2名1室/1泊)
∟44,000円
チェックイン/チェックアウト
∟15:00/10:00
駐車場の有無
∟有(40台)
旅館の住所
∟〒965-0814
福島県会津若松市東山町大字湯本川向200
【チェックイン】
訪れたのは1月
周遊バスに乗って今回のお宿に到着
会津東山温泉 向瀧 江戸時代中期から存在しているとのこと
玄関横には、登録有形文化財の文字が!

日本庭園前の長い廊下を通って、今日のお部屋へ



【お部屋】
私たちのお部屋は「ききょう」
3畳+8畳の和室のお部屋で、窓辺の椅子からは腰かけながら先ほどの日本庭園を見ることが出来た
森の近くだけど、1月だからか虫もいなくて快適



欄間の絵もかわいい!部屋の名前と同じ桔梗かな?
今まで見た欄間よりだいぶ開口部分が少ない



【アメニティ】
お部屋に羽織、浴衣、帯、足袋、タオル
歯ブラシセット、ヘアブラシは置いていないようなので持参必須!!



【お風呂】
温度の違う内風呂が2つと、貸切家族風呂が3つ
館内が広いこともあって、方向音痴な私は迷子になりそう
廊下は寒いので温かい格好で!
♨男女別内風呂
きつね湯
浴槽のみの、がらんとした浴室
お湯の温度が45度くらいとのことで、私は熱さに耐えられなくてすぐ退散



さるの湯
シャワーもあるし、お湯も熱すぎなくてちょうどいい浴槽だった
窓も大きいので露天風呂好きな私には入りやすい浴槽だった



♨貸切家族風呂×3
予約不要なので空いていれば好きに入れる貸切家族風呂
こじんまりとしていて家族風呂らしい感じ
【寒さ忘れて見とれる雪見ろうそく】
陽も落ちてきた17:30
向かったのは日本庭園前の廊下
そこにあるのは、毎年12月下旬から2月末に見られるという雪見ろうそく
雪の上にろうそくの入った竹筒が並べられているんだけど、竹筒から漏れて雪を照らす光がとてもきれい
灯籠の上の苔も風情がある



雪まつりのにぎやかな明るさと違って、静かでちょっと切ない感じ
雪国育ちで雪の様々な景色を見慣れた私だけど、30分くらい見とれていた
竹筒が置けるように、雪にきれいに光が当たるように、暖冬で雪が少なかったけど、スタッフさんが手入れをしてくれて見られるこの景色。雪が少ないのは過ごしやすいけど、こういう景色は変わってほしくないなあ



【夕食】
夕食は部屋食
会津の郷土料理が楽しめるという食事
メニュー表にはいたるところに会津の文字






一瞬お刺身かと思った「会津生湯葉」



会津伝統野菜「立川ごぼう」を揚げた「ごんぼ湯」



「福島酵母和牛の姫ステーキ」



ホタテの貝柱で出汁をとる「こづゆ」



会津地鶏の「雪見鍋」



「棒たら」は真空パックにしてチェックアウト時に持たせてくれた
お腹いっぱいだったから嬉しい!まだ手を付けていなくてよかった(笑)



これは会津身不知柿(みしらず柿)という柿のデザート
種のない渋柿で処理をしないと食べられないらしい



【朝食】
朝食も部屋食
お味噌汁もせいろ蒸しも、固形燃料で温めて熱々の状態で食べられるのが身体に染みた



国の文化財に宿泊して、雪見ろうそくで癒されて、貴重な体験になりました♨